開業メリットから価格相場まで徹底解説

店舗を開業する際、通常の店舗物件では初期費用や固定資産税などのコストが大きな負担となります。しかし、トレーラーハウスを活用すれば、低コストで理想の店舗を実現できる可能性があります。本記事では、トレーラーハウスを店舗として活用する際のメリット・デメリット、価格相場、注意点まで解説します。
トレーラーハウスとは?店舗利用の基礎知識
トレーラーハウスとは、車輪のついたシャーシ(台)の上に建物を載せた移動可能な建築物です。国土交通省の定義では、一定の条件を満たせば建築物ではなく車両として扱われます。
主な条件は、車輪が常に接地していること、ライフラインの接続が工具なしで着脱可能であること、適法に公道を移動できる構造であることです。車両扱いとなるため、建築確認申請が不要で、固定資産税の対象外となります。
店舗用トレーラーハウスのサイズは、小型タイプ(6〜10畳)から大型タイプ(20畳以上)まで幅広く選択できます。カフェやテイクアウト専門店なら小型、飲食店や美容室なら中型(12〜16畳)、本格的な飲食店やジムなら大型と、業態に応じて最適なサイズを選べるでしょう。

(40ftトレーラー3連棟)
トレーラーハウスを店舗利用するメリット
需要に応じて移動・撤退が容易
季節限定の観光地や期間限定イベントなど、需要が変動する場所での営業に最適です。売上が見込めなくなった場合でも、別の場所へ移動して営業を継続できます。
初期費用を大幅に抑えられる・高い集客効果が期待できる
通常の店舗物件では敷金・礼金・内装工事費などで数百万円を要しますが、トレーラーハウスは200万円台から購入可能です。内装も標準装備されているモデルが多く、追加工事を最小限に抑えられます。
特徴的な外観は通りがかりの人の注目を集めやすく、SNSでの拡散も期待できます。珍しさと個性的なデザインが、従来の店舗とは異なる集客につながる可能性があります。
固定資産税が不要で経費削減
車両扱いとなるため、固定資産税の課税対象外です。毎年発生する税金が不要となり、長期的な運営コストを大幅に削減できます。減価償却期間も建物より短く設定できるため、節税効果も期待できるでしょう。
土地選択の自由度が高い
市街化調整区域など、通常は店舗の建築が制限される土地でも設置できる可能性があります。土地の選択肢が広がることで、好立地を低コストで確保できるチャンスが増えるでしょう。
特徴的な外観は通りがかりの人の注目を集めやすく、SNSでの拡散も期待できます。話題性があるため、口コミやメディア取材につながるケースも少なくありません。
トレーラーハウス店舗のデメリットと注意点
スペースに制約がある
公道を走行できるサイズに制限されるため、一般的な店舗と比べて面積が限られます。客席数や商品陳列スペースに制約が生じるため、業態によっては不向きな場合もあるでしょう。
集客の工夫が必要
立地によっては視認性が低く、集客に苦労するケースもあります。看板の設置やSNSでの情報発信、地域とのつながりづくりなど、積極的な集客活動が求められます。
設置場所の事前確認が必須
トレーラーハウスの設置には、土地所有者の許可はもちろん、自治体の条例や建築基準法の確認が必要です。飲食店の場合は、保健所への届出も欠かせません。市街化調整区域での設置可否、用途地域の制限、消防法の適合など、確認すべき事項は多岐にわたります。
移動可能な状態を維持する必要
車両扱いとなるためには、いつでも移動できる状態を保つ必要があります。ライフラインは工具なしで着脱可能にし、基礎工事で固定してはいけません。
トレーラーハウス店舗用の価格相場
トレーラーハウスの価格は、サイズ・仕様・メーカーによって大きく異なります。中古や小型モデルなら100万円台から購入でき、新品の小型〜中型は200万円〜400万円が中心です。大型サイズやフルオーダーメイドは500万円以上となります。
本体価格以外にも、運搬・設置費用(10万円〜50万円程度)、電気・水道工事費(10万円〜30万円程度)、デッキ・階段設置費(10万円〜50万円程度)、車検・自動車税(年間数万円〜十数万円)が発生します。総額で本体価格の1.2〜1.5倍程度を見込んでおくと安心でしょう。
トレーラーハウス店舗を成功させるポイント
業態と立地の相性を見極めることが重要です。スペースの制約を活かせる業態を選び、ターゲット顧客が訪れやすい立地を選定しましょう。
デザイン性にこだわることで、差別化と集客力向上につながります。外観だけでなく、内装や看板、照明など、細部までこだわった空間づくりが成功の鍵となるでしょう。
信頼できるメーカーを選ぶことも大切です。実績が豊富で、店舗用の施工経験が多いメーカーを選びましょう。展示場で実物を確認し、過去の施工事例を見せてもらうことをおすすめします。
保健所への営業許可申請、消防法への適合確認、自治体の条例確認、土地の用途地域確認など、法的要件を事前に確認しておくことが重要です。開業後のトラブルを避けるため、専門家や行政機関に相談しながら進めましょう。

まとめ|トレーラーハウスで理想の店舗を実現しよう
トレーラーハウスは、低コストかつ短期間で店舗を開業できる魅力的な選択肢です。初期費用の削減、固定資産税の免除、移動の自由度など、従来の店舗物件にはない多くのメリットがあります。
一方で、スペースの制約や集客の工夫、法的要件の確認など、注意すべき点もあります。これらを十分に理解し、業態に合わせた計画を立てることが成功への近道となるでしょう。
まずは複数のメーカーから見積もりを取り、実際の展示場を訪れて、トレーラーハウスの可能性を体感してみることをおすすめします。理想の店舗づくりの第一歩を踏み出しましょう。
「トレーラーハウスの初期費用が心配」「移動後の設置場所探しが不安」という方へ
本記事で解説してきたように、トレーラーハウスは建築確認申請が不要で固定資産税もかからない魅力的な選択肢です。しかし、設置場所の確保や運搬費用、各種インフラ工事の手配など、実際に開業するまでには多くの準備が必要となります。
「設置できる土地が見つからない」「移動可能とはいえ、どこに置けばいいのか分からない」という声も少なくありません。
確実な立地と充実したサポートが受けられる「高架下スペースでトレーラーハウス」という選択肢はどうでしょうか?
TOCARなら、トレーラーハウスのメリットはそのままに、立地探しの悩みを解消できます。トレーラーハウス本体の購入費用やガス・水回りの基本工事費用は弊社(北海道ジェイ・アール都市開発株式会社)が負担。
高架下という安定した立地で、設置場所の確認から搬入経路の調査、保健所への届出サポートまで専門スタッフが対応するため、開業準備の不安を解消しながらリスクとコストを最小限に事業をスタートできます。
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